これまで生命保険会社や投資信託会社などの機関投資家しか参加できなかった不動産投資案件に、個人投資家もアクセスできるようになりました。 その仕組みを提供しているのが、デジタル証券株式会社が提供する「renga」です。
これまでの不動産クラウドファンディングと違い、機関投資家向けの案件に個人投資家も参加できるというのが最大のポイント。まさに“プロと肩を並べて投資できる”新しい時代のサービスです。
本記事では「renga」の概要や特長や注意点などをご紹介します。

画像引用元:renga公式より

元プロ(機関投資家で融資審査担当)からしても非常に興味深いサービスです!!
デジタル証券の「renga」って!?
renga(レンガ) は、デジタル証券株式会社が提供するデジタル証券投資プラットフォームです。これまで「資産運用のプロ」が中心だった高品質な資産を、小口化して個人投資家も投資できるようにすることを目指しています。
運営会社のデジタル証券株式会社は、金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第3471号) として登録済みで、2025年9月より口座開設受付を正式に開始しました。
ブロックチェーン技術を活用して発行・管理される有価証券のことです。
株式やETFなどの「上場商品」は、すでに電子化され市場で自由に取引されています。そのため、あらためてデジタル証券化する意義は大きくありません。
一方で、資産運用のプロである機関投資家が利用してきたファンド商品には、非上場で組成されるケースが多く、これまでは紙ベースの契約や限定的な仕組みのもとで取引されてきました。これらは換金性に乏しく、かつ多額の資金を必要とするため、一般の個人投資家にはアクセスが難しいものでした。
そこで、ファンド持分などの「みなし有価証券」をデジタル証券として電子化することにより、投資家同士の売買が可能となり、換金性を備えた新しい金融商品の形が誕生しました。
「他人のお金を預かって運用し、その成果に責任を持つ立場の人」を、広く“プロ”と呼びます。
代表的なのは、次のような機関投資家です。
- 年金基金
- 生命保険会社・損害保険会社
- 信託銀行・投資信託会社・投資顧問会社


画像引用元:renga公式より



デジタル証券という仕組みによって、今までプロしか購入できなかったものが、一般の個人投資家も手を出せるようになったのは素晴らしい!!
デジタル証券「renga」の大きな特長
その「renga」には大きな特長が4つあります。
【1】プロクオリティ|プロ向け案件に個人でも
【2】低コスト|「製販一体」の一気通貫モデル
【3】小口化|誰でも10万円から投資可能
【4】換金性|投資家間での売買


画像引用元:renga公式より
【1】プロクオリティ|プロ向け案件に個人でも
資産運用のプロが投資している「安定収益を見込める資産」(詳細は”頑丈な資産”にて後述)に、誰でも投資できるようになります。
【2】低コスト|「製販一体」の一気通貫モデル
デジタル証券「renga」では、原則としてすべての工程を自社グループ内で完結する、『製販一体』モデルが採用されています。構造そのものをシンプルにすることで、余分なコストや手間を省き、効率的で透明性の高い仕組みを実現しています。


画像引用元:renga公式より



中間業者ごとのマージンが発生しにくいため、投資対象が生む収益を、よりダイレクトに投資家へ届けやすくなっているね!!
【3】小口化|誰でも10万円から投資可能
renga(レンガ) は、誰でも10万円単位(※商品により、最低出資金額は異なります。)で投資することが可能です。
これのおかげで、これまで個人投資家には開放されていなかった資産運用のプロ向けの“頑丈な資産”に、誰でも手元資金で投資できるようになります。



無理なく資産運用を始めることができるね!!
【4】換金性|投資家間での売買【初!!】


デジタル証券「renga」は、「投資家同士で直接売買ができる」点も画期的なポイントの一つです。
一般の投資信託やREITといった“上場ファンド商品”は、市場で売買できるため換金性が高い一方、市場価格の影響を強く受けて値動きが大きくなるのが特徴です。
これに対して、機関投資家などが利用する“私募ファンド”は非上場で運用されるため、市場の価格変動に巻き込まれにくく安定収益を目指せますが、途中で自由に換金できない仕組みが一般的で、まとまった資金が必要になります。



手数料は発生しますが、投資家間で売買できる選択肢があるのは、個人投資家としてはかなり安心!長期案件も取り組みやすくなります!!
頑丈な資産
資産運用というと、皆さんが一番に思い描くのは株式や投資信託ではないでしょうか。
今では、NISAやネット証券などの普及もあり、多くの方が株式・投資信託への投資をやっていることと思われます。一方で、これらは代表的な資産であることには違いないのですが、値動きも大きく、将来の見通しが立てにくく、落ち着いた資産運用にはやや不向きな面もあります
そこで今、注目されているのが「安定的な収益を生む資産」です。これは、賃料やリース料といった定期的な収益を着実に生み出す“頑丈な資産”のことを言います。
非上場ファンド型のスキームで運用されることで、市場の需給に振り回されにくいという特徴もあります。



上場していると、市場の需給に影響を受けるので、とあるニュースや炎上をきっかけにした狼狽売りなどで、一気に株価が下落することもあるよね!!


画像引用元:renga公式より
頑丈な資産の例


画像引用元:renga公式より
- 定期的な収益(インカム)が見込めること
- 社会や経済の基盤を支えるインフラ性を持っていること
- 長期的な需要と資産価値が維持されやすいこと



私も機関投資家で審査をしていた時には、太陽光発電や不動産(レジデンス・物流)や航空機など、まさに頑丈な資産への融資の審査を担っていました!
みんなが知っている大手企業も株主に




実は、デジタル証券に対しては、大手企業も注目しております。



複数の大手企業が株主として参画していることを踏まえると、安心感のあるサービスだと考えられます!!
背景・意義
STOは、ブロックチェーン技術に代表される分散型台帳技術を用いて電子的に発行される「セキュリティ・トークン」(デジタル証券)を発行することにより資金調達を行う手法です。不動産STOは、裏付け資産を不動産や不動産に係る権利とするデジタル証券のことをいい、従来の不動産証券化商品とは異なる次世代の金融商品です。STOの仕組みを活用することで、これまで機関投資家のみにアクセスが限られていた、最低投資金額が高額で、市場での流動性が低い不動産などの資産を、小口化して流動性を向上させることで、個人投資家も直接投資することが可能になります。
・・(省略)・・
今後の展望
5社は、本出資を通じて、DS社の事業成長とSTO市場の発展に貢献するとともに、政府が掲げる「貯蓄から投資へ」の流れを支援し、個人金融資産等の新たな受け皿として期待されるセキュリティ・トークン市場において、DS社の取り組みを後押ししていきます。
他のサービスとの比較
rengaは、不動産を裏付資産とする点では不動産クラウドファンディングやJ-REITと共通しています。
ただし、法的にはこれらとは異なり、金融商品取引法に基づくデジタル証券(STO) として提供されています。
従来の不動産クラウドファンディングでは「償還まで資金拘束される」のが一般的ですが、rengaでは投資家間売買(相対取引)の仕組みが整備されており、流動性向上が期待できるという点が大きな特徴です。
項目 | renga(デジタル証券) | 不動産クラウドファンディング | J-REIT |
---|---|---|---|
法的枠組み | 金融商品取引法に基づくデジタル証券(STO) | 不動産特定共同事業法に基づく匿名組合出資 | 投資信託及び投資法人法に基づく上場投資法人 |
投資単位 | 最低10万円程度(案件により異なる) | 数万円〜10万円前後が多い | 1口数千円〜数万円(証券取引所で売買) |
流動性 | 投資家間売買(相対取引)制度あり。流動性向上が期待されるが保証はない | 原則として満期償還まで売却不可(途中解約できないのが一般的) | 上場市場で日々売買可能。流動性は高い |
投資対象 | 不動産など高品質資産(将来的にはインフラや再エネも想定) | 主に不動産(レジ・商業施設・ホテルなど) | 不動産全般(オフィス、商業、物流など) |
分配 | スマートコントラクトによる分配処理を想定 | 運営会社が定めるスケジュールで分配 | 配当金として四半期ごとに分配 |
投資家の対象 | 個人投資家も参加可能 | 個人投資家中心 | 個人・機関投資家ともに広く参加 |
信頼性の裏付け | 金融庁登録業者が運営、2025年に3億円調達・大手商社も出資 | 事業者ごとに信頼性は異なる | 上場制度と金融庁・取引所の規制下で運営 |
メリット | ・少額でプロ向け資産に投資できる ・投資家間売買による流動性改善の可能性 ・ブロックチェーンによる透明性 | ・少額から始めやすい ・案件内容が比較的シンプル ・初心者でも理解しやすい | ・上場市場で自由に売買できる・高い流動性・情報開示が充実 |
デメリット | ・制度が新しく実績が少ない ・流動性は仕組み上用意されても保証されない | ・途中売却できない ・運営会社の信用リスク ・案件ごとに流動性がゼロ | ・投資単位が小さいため分散しやすいが、価格変動が大きい ・市場全体の株式相場に影響を受けやすい |
メディアへの掲載実績もすごい
【デジタル証券 徹底解剖】資産運用のプロも注目 / 日本人の国民性に合った投資法とは / デジタル証券のマーケットプレイスで資産運用を当たり前に / 個人投資家の逆襲が始まる



あの有名なPIVOTにも出演!!
マイナビニュース|デジタル証券で「金融商品のコンビニ」実現へ―個人投資家の“逆襲”が始まる
注意点やリスク



注意点やリスクについてもご紹介します!!
- 元本保証はない
-
裏付資産の価値変動により、元本割れする可能性があります。これはどの資産運用においても言えることになりますので、投資判断をする場合には、当該リスクを踏まえた上で、余剰資金での運用が安全かと思います。
- 流動性リスク
-
売買制度があっても、常に買い手が見つかるとは限りません。
- 手数料や諸経費
-
案件ごとに手数料や諸経費が発生するため、目論見書の確認が必要です。
- 規制・制度変更リスク
-
金融商品取引法や税制改正により、仕組みや課税方法が変わる可能性があります。
- 技術的リスク
-
ブロックチェーンやシステム障害、セキュリティ問題が発生する可能性も考慮が必要です。しかし、デジタル証券は、クローズド型のブロックチェーンを採用。限られた運用者や投資家だけが参加できる、セキュリティ性の高い運用設計とされています。
よくある質問
- 分配金(配当)の支払日
-
決算日の3カ月後に配当。決算日にトークンを持っていた人が配当を受ける権利を有する。決算日を軸とした「2営業日」および配当日を軸とした「2営業日」は売買停止。
- 税制面(総合課税か申告分離課税か)
-
現状は不動産クラファンと同様に「総合課税(雑所得) 」扱い。
理論上、二項有価証券をトークン化した「電子記録移転権利」は「一項有価証券」として位置付けられており、所得税法「43条」に基づけば「申告分離」 「特定口座」が使えるべき。
2020年の改正金商法で電子記録移転権利が一個有価証券に書き込まれたが、所得税法側に同権利の記載が未整備で整合が取れていない。税務当局は実際のビジネス規模・納税行為の状況を見極めたい事情があるため未反映。(制度整備が進めば申告分離課税へ移行か!?)
※詳細はお近くの税務署か税理士等へご相談ください。
専門用語の解説
セキュリティ | 有価証券のこと |
トークン | ブロックチェーン上で権利を記録 |
ブロックチェーン | 「取引データを暗号技術で保護し、複数のコンピュータで分散的に記録・共有する仕組み」のこと。改ざんが極めて難しく、中央の管理者なしに信頼できる記録を維持できるのが特徴 |
GK-TKスキーム | 日本の不動産や再生可能エネルギー投資でよく使われる投資スキームで、「合同会社(GK: Godo Kaisha)」を事業主体とし、その資金調達を匿名組合契約(TK: Tokumei Kumiai)で行う仕組み。 |
倒産隔離 | 倒産隔離(bankruptcy remoteness)とは、特定の事業や資産を、スポンサー企業など本体の倒産リスクから切り離す仕組み。SPC(特別目的会社)を使って資産や負債を分離することで、事業の安定性や投資家保護を確保するのが目的です。 |
レバレッジ効果 | 他人資本(借入など)を活用することで、自己資本に対する利益率(ROE)を高める効果のこと。借入金を使って投資や事業規模を拡大し、収益率が借入コストを上回れば、自己資本利益率が押し上げられる。 |
現在開催中のキャンペーン(12月8日まで)


キャンペーン条件
・抽選申込を完了し、応募フォームからエントリーいただいた方
・キャンペーン期間中に「【renga】抽選申込受付完了のお知らせ」メールを受信された方
※当選が部分当選となった場合でも、当初の抽選申込口数をもとに判定いたします。
【以下の場合は対象外】
・仮申込をキャンセルした場合
・当選したものの入金期限までに入金が確認できなかった場合
・応募フォームからエントリーを行わなかった場合
キャンペーン賞品
■【6名様】星野リゾート宿泊ギフト券 10万円分(※10口以上の抽選申込で選択可能)


■【10名様】giftee Box Select 40,000円分


当選発表
・当選者は抽選で決定し、2025年12月下旬頃を目途に「renga」ご登録のメールアドレスへ賞品送付のご案内をお届けします。
・当選者の発表はメール通知をもって代えさせていただきます。個別の照会にはお答えできませんので、ご了承ください。
注意事項
- 本キャンペーンはエントリー制で、お申し込みが必要です。
- 抽選申込完了時に送られる件名が「【renga】抽選申込受付完了のお知らせ」のメールをキャンペーン期間中に受け取った方が対象となります。
- 抽選申込をキャンセルした場合や、入金期限までに入金が確認できなかった場合や落選となった場合、応募フォームからエントリーを行わなかった場合などは特典の対象外となりますのでご注意下さい。
- 口座開設申込が多数あった場合、口座開設までに数日かかる場合がございます。キャンペーン期間終了直前に口座開設申込をされた場合は、期間内に抽選申込が完了しない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 万一、10口未満の申込で「10口以上対象の商品」を選択された場合は、自動的にgiftee Box Selectにエントリーが切り替わりますので、あらかじめご了承ください。
- ご登録メールアドレスに不備がある場合、当選無効となることがあります。
- 受け取ったキャンペーン賞品は課税対象となる場合があります。詳細は税務署または税理士へご確認ください。
- 本キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。最新情報は当ページでご確認ください。
- 本キャンペーンはデジタル証券株式会社により実施されています。本キャンペーンについてのお問い合わせは Amazon ではお受けしておりません。本キャンペーンについてのお問い合わせはデジタル証券「renga」サイト内のお問い合わせフォームよりお願いいたします。
まとめ
プロも投資するような商品に気軽に個人投資家も投資できる時代へ
投資初心者でも比較的入りやすく、安定的収益と資産の強固性を重視したい方には魅力的な選択肢と言えます。
※投資を検討する際には、必ず公式サイトや目論見書で最新情報を確認し、自己責任で判断することが大切です。
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きっとこれから大注目のサービス!!