MENU

【最大年率12%】Lendeeとは?暗号資産の貸し出し手順・利率・リスクを解説

暗号資産を長期保有していると、「売却はしたくないけれど、保有している間に少しでも活用したい」と考えることがあります。

Lendee(レンディー)は、BTCやETHなどの暗号資産を貸し出し、その対価として貸借料を受け取れる暗号資産レンディングサービスです。貸借料率は期間に応じて段階的に上がり、2026年9月27日時点では最大年率12%。最低レンディング期間がなく、解約手数料もかからない設計です。

一方で、暗号資産レンディングは銀行預金ではありません。元本保証はなく、価格変動や貸付先の信用リスクがあります。「最大年率12%」という数字だけで決めず、仕組みと返還条件まで確認しておくことが大切です。

この記事では、Lendeeの特徴、貸借料率、口座開設から貸し出しまでの手順、返還方法、利用前に知っておきたいリスクを公式情報に基づいて整理します。

目次

Lendee(レンディー)とは?

Lendeeの仕組み:暗号資産を貸して貸借料を受け取るサービス

Lendeeは、ユーザーが保有する暗号資産をLendee株式会社へ貸し出し、対価として貸借料を受け取るサービスです。運営会社は、コンサルティング、システム開発、フィンテックサービスの企画・開発・運営などを手がけています。

公式サービスガイドでは、独自システム「Lendee Crypto Engine(LCE)」をサービスの中核を担うシステムと位置づけています。LCEを通じて市場環境や流動性を分析し、貸し出された暗号資産を運用に充てる仕組みだと説明されています。ただし、これは運営会社による説明であり、将来の貸借料や元本返還を保証するものではありません。

暗号資産をLendee指定のウォレットへ送付し、デポジットアカウントへ反映された残高からレンディングを申請します。公式の利用規約上、この取引は暗号資産の「消費貸借」です。送付・残高反映後の暗号資産はLendee株式会社に帰属し、同社の裁量で運用されます。

項目内容
サービス名Lendee(レンディー)
運営会社Lendee株式会社
設立2025年11月25日(公式サービスガイド掲載)
所在地東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
資本金500万円(公式サービスガイド掲載)
代表取締役社長兼元 謙任
サービス開始2026年6月2日正式ローンチ
対応銘柄BTC、ETH、XRP、USDT(ERC-20)、USDC(ERC-20)
貸借料率最大年率12%・単利APR(2026年9月27日時点)
貸借料の付与毎日0:00(JST)にデポジットアカウントへ付与
最低レンディング期間なし
解約手数料なし
返還返還申請受付から10営業日以内が原則
元本保証なし

Lendeeは暗号資産交換業者の取引口座や、単に資産を保管するウォレットとは異なります。暗号資産を貸し出す契約であり、Lendee株式会社が破綻した場合などには、同種・同量の暗号資産が返還されない可能性があります。

貸借料率は最大年率12%。長く貸すほど段階的に上がる

Lendeeの段階式貸借料率:最大年率12%

Lendeeの「Lendee Growth Yield」は、レンディング開始からの経過日数に応じて貸借料率が上がる仕組みです。2026年9月27日時点の公式掲載料率は次のとおりです。

銘柄30日まで31〜90日91〜180日181〜360日361日以降
BTC3.0%5.0%6.0%8.0%10.0%
ETH3.0%5.0%6.0%8.0%10.0%
XRP2.0%4.0%5.0%7.0%9.0%
USDT(ERC-20)5.0%7.0%8.0%10.0%12.0%
USDC(ERC-20)5.0%7.0%8.0%10.0%12.0%

「最大12%」は初年度全体の利回りではない

最大年率12%が適用されるのは、USDTまたはUSDCを361日以上レンディングした場合の、その段階におけるAPRです。最初の30日は5%、31〜90日は7%というように段階的に上がるため、開始日から最初の1年間すべてが12%で計算されるわけではありません。

1,000 USDTを365日間貸し出す試算
1,000 USDT ×(5%×30日+7%×60日+8%×90日+10%×180日+12%×5日)÷365日 = 約86.30 USDT

初年度相当は約8.63%です。単利による試算であり、実際の受取数量を保証するものではありません。

料率は市場動向や運用実績などにより変更される可能性があり、付与された貸借料を再レンディングする場合も自分で申請が必要です。

最低レンディング数量

2026年6月16日作成の公式サービスガイドには、1件あたりの最低レンディング数量が次のように掲載されています。

銘柄最低レンディング数量
BTC0.005 BTC
ETH0.2 ETH
XRP300 XRP
USDT(ERC-20)300 USDT
USDC(ERC-20)300 USDC

円換算額は暗号資産価格によって変わります。ASP資料には2026年6月2日時点で約5万〜6万円の価格帯とありますが、現在の必要額を示すものではありません。申請時はダッシュボードに表示される最低数量と時価を確認してください。

Lendeeの3つの特徴

Lendeeの3つの特徴:5銘柄、毎日付与、期間縛りなし

1.5種類の主要暗号資産に対応

BTC、ETH、XRPに加えて、米ドル連動型のUSDTとUSDCに対応しています。USDTとUSDCはERC-20のみが対象です。送金時に異なるネットワークを選ぶと資産を失うおそれがあるため、必ずダッシュボードに表示される銘柄・ネットワーク・送付先アドレスを照合してください。

2.貸借料が毎日付与される

貸借料はレンディング申請日の翌日から発生し、翌々日0:00(JST)から付与が始まります。その後は毎日0:00にデポジットアカウントへ反映されます。

付与された貸借料は自動で再レンディングされません。最低レンディング数量以上になった段階で、ユーザー自身が追加のレンディング申請を行います。

3.最低期間なし・解約手数料なし

Lendee Growth Yieldには最低レンディング期間がなく、レンディングはいつでも解約できます。解約した数量は即時デポジットアカウントへ戻り、解約手数料もかかりません。

解約した当日の貸借料は発生しません。また、デポジットアカウントから外部ウォレットや取引所へ返還するときには、最低水準のネットワーク手数料が差し引かれます。

口座開設から貸し出し・返還までの手順

Lendeeの口座開設から返還までの流れ

口座開設は5ステップ

  1. メールアドレスを登録する
    Lendeeの新規口座開設ページで、登録に使うメールアドレスを入力します。
  2. 認証コードを入力する
    登録したメールアドレスに届くコードを入力します。メールが届かない場合に備え、noreply@lendee.jpを受信できる設定にしておきましょう。
  3. 個人情報を登録する
    画面の案内に沿って氏名、住所などを入力します。法人名義での申込にも対応しています。
  4. LIQUID eKYCで本人確認を行う
    日本居住者は、運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポート、特別永住者証明書、運転経歴証明書のいずれかを提出します。利用できる書類は変更される可能性があるため、申込画面で確認してください。
  5. 審査結果を待つ
    公式サイトでは、手続き完了から3営業日以内に審査が完了すると案内されています。

レンディング開始は5ステップ

  1. Lendeeへログインする
    審査完了後、ダッシュボードへログインします。Google Authenticatorによる2段階認証も設定しておくと安心です。
  2. 送付する銘柄とネットワークを確認する
    BTC、ETH、XRP、USDT(ERC-20)、USDC(ERC-20)から、貸し出したい銘柄を選びます。申請画面の最新表示を優先してください。
  3. 暗号資産をデポジットする
    取引所やウォレットから、Lendeeが表示する指定アドレスへ送金します。送付先アドレス、ネットワーク、XRPなどで必要になる宛先タグを必ず照合しましょう。初回は少額のテスト送金を行う方法が無難です。
  4. 銘柄と数量を選んで申請する
    デポジットアカウントへの反映を確認し、対象銘柄と数量を選択してレンディング申請を行います。
  5. 申請完了を確認する
    レンディング申請日の翌日から貸借料が発生し、翌々日0:00から付与が始まります。

暗号資産を返還してもらう手順

  1. レンディングを解約する
    返還したい数量のレンディングを解約し、デポジットアカウントへ戻します。解約数量は即時反映されます。
  2. 返還先と数量を入力する
    返還申請画面で、返還先のウォレットまたは取引所アドレスと数量を入力します。一部返還も可能です。
  3. 返還を待つ
    規約上は返還申請受付から10営業日以内に指定ウォレットへ送付されます。ただし、ネットワークや運用資産の流動性などの事情により、さらに時間がかかる場合があります。

2026年6月16日作成の公式サービスガイドに掲載された返還手数料は次のとおりです。

銘柄返還手数料(ガイド掲載値)
BTC0.00005 BTC
ETH0.0005 ETH
XRP0.0001 XRP
USDT(ERC-20)4 USDT
USDC(ERC-20)4 USDC

公式FAQでは、返還時に各銘柄の送金にかかる最低水準のネットワーク手数料を負担すると案内されています。ネットワーク状況などで変更される可能性があるため、返還申請画面に表示される手数料を必ず確認してください。

利用前に必ず確認したいリスクと注意点

Lendee申込前の5つの確認事項

元本保証ではない

暗号資産レンディングは銀行預金ではありません。Lendee株式会社のFAQでも、法的な元本保証がないこと、同社が破綻した場合に資産が返還されないカウンターパーティリスクがあることが明記されています。

暗号資産の価格は変動する

暗号資産の数量が貸借料によって増えても、円換算価格が下落すれば資産評価額が減る可能性があります。米ドル連動型のUSDT・USDCにも、発行体、価格乖離、規制など固有のリスクがあります。

返還は即時ではない

レンディングの解約は即時反映されますが、外部ウォレットへの返還は別手続きです。原則として返還申請から10営業日以内とされているため、すぐ売却する可能性がある資産には向きません。

料率は変わる可能性がある

貸借料率は固定ではありません。公式FAQと規約では、市場動向や運用実績などによりプラン内容を変更する場合があるとされています。最新の料率は公式サービスページとダッシュボードで確認しましょう。

送金ミスに注意する

暗号資産の送金は、アドレスやネットワークを誤ると取り戻せないことがあります。特にUSDT・USDCはERC-20指定である点、XRPでは宛先タグが必要になる場合がある点に注意してください。

Lendeeが向いている人とまとめ

Lendeeが向いている人と向かない人

Lendeeは、次のような人が比較検討しやすいサービスです。

  • BTC、ETH、XRP、USDT、USDCを中長期で保有する予定がある人
  • 売買を繰り返さず、保有資産から貸借料を得たい人
  • ロック期間なしでレンディングを試したい人
  • 毎日の貸借料付与をダッシュボードで確認したい人

一方、元本割れを一切許容できない人、暗号資産をすぐ換金する可能性が高い人、貸付先の信用リスクを取りたくない人には向きません。

Lendeeの注目点は、最大年率12%の段階式料率、5銘柄対応、最低レンディング期間・解約手数料なしという設計です。ただし、最大年率だけを見るのではなく、段階式の計算、返還にかかる日数、ネットワーク手数料、元本非保証を合わせて判断してください。

条件に納得できたら、まずは公式ページで最新の対応銘柄と貸借料率を確認し、無理のない数量から検討しましょう。

リスクについて
暗号資産には価格変動、流動性、貸付先の信用、システム・ネットワーク、法規制変更などのリスクがあります。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産やサービスの利用を推奨・保証するものではありません。最終的な判断はご自身で行ってください。

公式情報・参考資料

※本記事のサービス条件・料率は2026年9月27日時点で確認した情報です。公式サービスガイド(2026年6月16日作成)ではXRPの361日以降が年率8%ですが、確認日時点の公式サービスページでは年率9%のため、本記事は現行の公式ページを優先しています。ローンチ記念「通常料率+1%」キャンペーンは2026年8月31日に終了しています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

お得情報のまとめをX/ブログで発信。
年収減少の転職を機にお得活動に没頭。
社畜で培ったパワポスキルで、様々なお得・キャンペーン情報を図解することが得意。

目次